「男の料理」の原点。
お陰さまで、3通のブログに対して有難いレスポンスをいただきました。
中に、「男の料理」についてのみ記述してみたらというものがいくつかございました。
そこで、遅ればせながら「私の男の料理」のそもそもを記述させていただきます。
私の学生時代から可愛がっていただいた、大相撲の先々代大山親方から「ちゃんこ」を直伝でご教授いただいたのがスタートです。
先々代大山親方の現役時代の四股名は「関脇 高登」とおっしゃる方で“今、雷電”と綽名された名力士でしたが、お怪我で「大関・横綱」まで昇進されませんでした。
ご自身は、神風さん・玉の海梅吉さんらと「NHKの相撲解説」の先駆者のお一人でした。
お弟子さんには、“ぶちかまし一筋の大関 松登”がいます。
学生時代の夏休みに借りていた鵠沼の家に、ご一家で「二泊三日」お遊びにこられたとき、“どうだ、お兄ちゃん「ちゃんこ」を覚えたいか”とおっしゃっていただいたのがきっかけです。
「鍋もの」を4種類、「鰹料理」を2種類、正に“手取り・口うつし(口伝)”で教えてくださいました。
それまでは、「高砂部屋」で“朝稽古”を見学した後、「大山部屋」で「ちゃんこ」をご馳走になったり、3月の春場所には、大阪の「大山部屋宿舎」に合宿させていただき、力士達と「ちゃんこ」をご一緒させていただくのが習慣となっておりましたので、「味」はしっかりと舌に馴染んでおりました。
今回の「男の料理レシピ」は、鵠沼で特訓を受けた一つです。
そして、「明治生命保養寮」で開催した「ご夫婦参加の二泊三日のライフプラン・セミナー」の二日目の夕食時に、ご主人方に無理矢理味付けしていただいた「鶏の塩炊き」です。
したがって、このレシピは、全く炊事をされたことの無いご主人のための“懇切丁寧”なものです。
「鶏の塩炊き」
(材料)4人分として
鶏肉 皮付きのモモ2ブロック入り1パック
豆腐 木綿でも絹でもお好みで1丁
ニラ 1束
キャベツ 半分
モヤシ 1袋
(調味料)
食塩
家庭用テーブル胡椒
醤油
(材料の下ごしらえ)
鶏肉
① 「まな板」の上に“皮の面を下にして”置く。
② “身に包丁を入れ”、“身を皮から剥がす”。
③ “身を一口大に切る”。
④ “皮は、大きいままにして置く”。
豆腐
“水切りして、適当な大きさに切って置く”。
ニラ
“根に巻いてあるブルーのテープを切り取り”、“10cm大位に切り”、“水洗いをしてザルにあげて 置く”。
キャベツ
“「まな板」の上に、半分のキャベツを、表側を下にして置き、三角形になっている芯の部分を切り取 る”、“芯を取ったキャベツを適当な大きさに切り、水洗いをしてザルにあげて置く”。
モヤシ
“袋から出して、水洗いをしてザルにあげて置く”。
(調理方法)
① 「大きめの鍋」に水を入れ、“鶏肉の皮をその中に入れて”、“火にかけ、ダシをとる(煮沸してくる とアクが出るので、掬い取る)”、“皮は、冷ましてから網焼きにして小さく切り、キュウリの薄切 りと混ぜ、「味ぽん酢」をからませ、「白ゴマ」を振りかけて「箸休め」にする”。
② 「土鍋」に“ダシ”を入れ、卓上の「ガス器」に乗せ、「土鍋の蓋の穴」から湯気が出てくるまで煮沸
させる。
③ “食塩”を小匙3杯と少々入れ、煮沸させて、味見をする(遠くの方で、塩味が感じられる程度)。
④ “醤油”を、“色づけ程度”に入れる。
⑤ “胡椒”を小匙3杯と少々入れ、手早くかき混ぜる(胡椒が、固まるため)、煮沸させて、味見をする (好みの味で良いが、少々辛目でも野菜類の水分で適当な味加減になる)。
⑥ 「大皿」に盛り付けてある材料を、鶏肉・キャベツ・豆腐・ニラ・モヤシの順で、「土鍋」に入れて、 煮る。
⑦ 「土鍋の蓋の穴」から、湯気が出るようになったら、出来上がり。
⑧ 「小鉢」によそい食べていただくが、「ゆず胡椒」を好みで入れると“一段の風味”がある。
(その他)
① 「具」を食べ終わった後は、「雑炊」にしても良く、「うどん」「餅」を入れて“仕上げ”とされると 良い。
② 「雑炊」の一例としては、「鍋の味付け」はそのままで、ご飯を入れ、「土鍋の蓋の穴」から湯気が出 るまで煮て、「ガス器」の「火」を止め、予め“溶いて置いた生卵2個分”を“サットかけ流し”、「土 鍋の蓋」をして、“卵が半熟状”になったら、「茶椀」によそい「味ぽん酢」を好みでかけで食べる。
③ なお、「茶碗」によそう前に「小葱の微塵切り」を入れると、“見た目・風味”が増す。
④ 季節によるが、「京のしば漬け」を刻んでかける混ぜるのも“乙”。
(後片付け)
「男の料理」の奥さんの評価は、「後片付け」の有無で決まる。
「セミナー後のお礼状」には、“試しました”“試してくれました、有難うございました”というご夫妻か らのものが多くございましたし、年賀状の添え書きに“作ってます”というのがございます。
大変長くなりましたが、“そもそも”で記述しなければならないことが二つあります。
一つは、すでに、30数年来のお付き合いをさせていただいている成城学園前の「諏訪陶右衛門のご主人」から“包丁の手ほどき(築地市場で包丁の見立てもしていただきました)”を受けたことです。
このことが、“私の男の料理の自信”になっております。
「諏訪陶右衛門」さんは、「蕎麦懐石」のお店で、古くは「石原裕次郎さんご夫妻」、現在は「小沢征爾さん・征悦さん父子」「戸田菜穂さん」等が通われている名店です。
私の「茶道の兄弟子」ですし、現在「増田屋(お蕎麦屋さん)」を仕切っておられる「姪御さんの加代さん」は、「茶道の師範代」です。
二つ目が、定年直後に始めた「益子の陶芸」での月一度のお稽古日の昼食を“私の新しい料理レシピ2種類”で「陶芸家ご夫妻」と楽しんでいることです。
元々、「私の陶芸の動機」が、「魯山人気どり」の“自分の作る料理を盛るための器づくり”だからです。
それによる「レシピの数」は、40枚が入るファイル4冊に及んでいます。
これの源泉は、「相撲部屋」と「セミナーのパートナー」と「親友の奥さん」からです。
ここに、改めて、御礼申し上げます。
自慢話めいた記述で恐縮です。
ご寛容ください。

1 件のコメント:
おいしそうで食べたくなりました。
コメントではなく質問です。
作ってみようかと思いましたが、料理には全く無経験な男ですので、分からないところがあります。
①あるいは、②のところの、水またはだし汁の量なのです。何ccとあるいはコップ何杯かお教えいただけないでしょううか?
常識なのかとも思いましたが、恐れ入れいますがお教えください。あるいは見落としていたのかも。
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